6 posts categorized "あなまどい"
January 02, 2008
December 25, 2007
色紙
役者はよく色紙を頼まれる。ただ名前を書くだけでは味気ないので、絵の具を使って絵を描いたり、歌を詠んだりするのだけど、もっと手軽にいつどこで色紙を頼まれても、筆ペン一本で描けるものをずっと考えていた。やっと思いついたんだけど、これは使えそうだな。
父の六代目嵐芳三郎が嵐という文字を崩して、自分の似顔絵を描いてたんだ。女形のときの横顔だった。あれは上手かったなぁ、ナイスアイデアだよ。
そのアイデアを頂いて、嵐一文字で荒事の隈取り風にしてみたのだ。
どうかねこれ。悪くないと思うんだけど。ついでに歌もつけてみた。
「嵐にて 描いてみたる 歌舞伎隈」
この歌は余計かも。つけないほうがいいかもなー・・・ま、どっちにしてもあっという間に書けるからいいなぁ。あと、丸みを帯びた隈取りバージョンも考えてみよう。
「あなまどい」稽古白熱中!今日初めて通してみたんだけど、いい芝居になる手応えを感じた。舞台稽古に向けて、流れがもっとよくなるように、しっかり稽古すれば、いい初日になること間違いない。
December 22, 2007
December 13, 2007
December 11, 2007
「あなまどい」立ち稽古
昨日と今日は「あなまどい」の稽古だった。もう立ち稽古に入ってる。
稽古開始前に津田恵一先輩と。津田さんて、ほんといい味だしてるよなぁ・・って、先輩に対して失礼かな?でも、なんかほんわかできる方なんだよな。貴重なキャラクターだと、おれは思ってる。
立ち稽古始まって二日目なので、台本を持ちながらの稽古。まだ大まかな流れを作ってる段階だから、覚えてないのに無理に本を放す必要はない。でも、次の稽古ではしっかり台詞入れておきたいね。
圭史さんと、浜名美貴ちゃんとのスリーショット。おれの役、桑山只次郎は、この二人の甥っ子なのだ。
実生活でも圭史さんはおれの叔父、この芝居でもおれの叔父。でも最近はめっきり叔父さんとは呼ばなくなった。圭史さんと呼ぶようになったな。この芝居の稽古で久しぶりに、「おじうえ!」と呼んでるよ。
「赤ひげ」という芝居が公演中の為、次の稽古は18日までない。明日からまた営業だ。おれ、今回やたら働いてるなぁ。明日もばっちり営業スケジュールを組んである。2008年の初芝居だ、空席のある客席は見たくないんだよね。
前は、役者の仕事離れて営業してることに虚しさを感じたこともあった。でも今はおれの中でも考え方が変わってきて、前進座の芝居に一人でも多くの方が来てくださるためなら、努力を惜しまない。
それに、おれみたいな立場の役者が、先頭きって頑張ってる姿を見せれば、後輩たちも着いて来てくれると思ったから。いま、同じチームで営業してる後輩が何人かいるんだけど、彼らは「あなまどい」に出演しないのに頑張ってくれてる。嬉しいよ。
December 09, 2007
あなまどい
蛇は、冬の間冬眠するための穴をさがすんだけど、なかには穴を見つけられずに死んでしまう蛇もいるんだって。穴を求めてさ迷う様を「あなまどい」と言うんだね。おれも、今回の芝居出ることになって初めて知った言葉なんだ、恥ずかしながら。
この芝居、時は江戸時代。新婚ほやほやの武士が父親を殺され、新妻を残したまま34年間も仇討ちの旅に出てしまう。討たれる仇も日本中必死に逃げ回るからね、容易に見つけられないわけだ。よくもまぁ、34年間も諦めずに仇を追い続けたと思うけど、もっと我慢強いのは、夫が本懐を成し遂げて帰ってくると、信じて待ち続けた奥さんだよなぁ。
今のように携帯があるわけじゃなし、生きてるのか死んでるのかもわからんのに・・・
34年ぶりに夫が帰ってきてお互いの顔も分からないくらい、すでに老人となった二人が、今度こそ二人で幸せに生きていこうと・・ようやく人生で落ち着ける穴を見つけた・・・だから、「あなまどい」。
派手な立ち廻りがあったり、豪華絢爛な衣裳が見られるわけでもない。派手さは無くても後からじんわり感動が押し寄せてくるような、そんな芝居になるとおれは思ってる。
お正月から暖かい気持ちになれると思うから、ぜひ観にいらしてください。
その他のカテゴリー
あなまどい | お登勢 | さぶ | その他 | 佐倉義民伝/権三と助十 | 俊寛/人情一夕噺 | 大河ドラマ[功名が辻] | 女殺油地獄 | 息子 | 日記・コラム・つぶやき | 毛抜/新門辰五郎 | 法然と親鸞 | 藪原検校 | 謎帯一寸徳兵衛 | 魚屋宗五郎






Recent Comments