6 posts categorized "毛抜/新門辰五郎"

May 16, 2007

疲れてなんかいない

 芝居が開いてずっとダイアリーしてなかった。今月は芝居が始まるとゆっくりご飯を食べる時間もないほど忙しい。一回公演の時はいいけど、二回公演のときは、途中でおにぎりを二個ほど慌ただしく食べるぐらいのことしかできない。

 はしごの立ち廻りで、腕の筋肉がぱんぱんに張ってしまっている。叔父の嵐圭史からも、あのはしごは、いくらなんでも重すぎる、辛くなったら、稽古用の軽いやつに変えてもいいと言われている。でも、それはしたくない。千穐楽まであのはしごでやるんだ!

 正直疲れてる。でも、舞台の上では、まったく疲れを見せていないはずだ、それだけは自信ある。今日を含めて、二回公演連続五日間。正念場だ。でも、絶対疲れを感じさせる演技はしたくない。あたりまえだけど、したくない。するつもりはない。

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May 10, 2007

声が少し・・・

 5月公演の舞台稽古を今日終えた。明日は初日だ。

「新門辰五郎」の山谷堀の彦造のほうは、稽古始めのころから、割とすんなり役に入れた。もちろん、いいできなんて自分で思ってないけど、はしごの立ち廻りも体力的には大変だけど、やっていて気持ちいいし、芝居のほうも少しはのびのびやれている気はする。

 「毛抜」の秀太郎のほうがちょっと心配だなぁ。高い声が出にくくなってきているし、連日の稽古のせいか声がかすれ声になってしまう。彦造のほうは掛け声などを目一杯出さなければならないときがあるので、それが喉に負担をかけているのだと思う。

 声が太くなるとお小姓の秀太郎にならなくなってしまうから、やばいな。かといって、彦造のほうをセーブしてやるなんてことはしたくない。

 柔らかい役と、威勢のいい江戸っ子火消しの役。両極端の役をやるって大変なことだよな。でも、いい勉強になるし千穐楽までどちらもしっかりやっていきたい。

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May 03, 2007

筋肉マン

 この前書いた、「新門辰五郎」のはしごの立ち廻りは短くカットされずにすみそうだ。今は本番で使うはしごで稽古しているんだけど、これがかなり重い。というか、そうとう重い。

 腕と背中の筋肉がパンパンになってきた。前使っていた稽古用のはしごは軽かったんだよな~。あの軽さなら楽勝だけど、本番用のやつでやると、一回でぜえぜえって感じ。しかも二回続けて稽古してるんだ。ダイエットなんてしてる場合じゃない。しっかり食べてスタミナつけないと乗り切れない。

 でも、本番は立ち廻りを二回続けるなんてことはないから、今みたいに稽古しておけば、本番は大丈夫だろう。

 体重は70キロ。5キロダイエット宣言していたけど、結局2キロ止まりだな。あの立ち廻りを毎日しているから、カロリーはかなり消費していると思うけど、腕と胸のあたりに筋肉が付いてしまったようで、だから体重があまり減らないんだろうな。とりあえず70キロでもいいや。たくさん食べないとダメだから。

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April 29, 2007

カットは嫌だ

 5月国立公演の稽古の毎日。演出家からはしごの立ち廻りが少し長いので、短くカットするように言われた。この時期にそう言われるのは辛いものがある。まだ、初日まで時間がある。これが総ざらいの二日前に言われるのなら納得もするが、これからの稽古で長く感じさせない立ち廻りにできるかもしれない。

 明日からの稽古で、もっと面白いものにして演出家の気を変えさせなくては。今まで一生懸命稽古してきたから、短くカットされるのは嫌だ。

 ただ、反省点としては、最近ちょっと段取りの立ち廻りになっていたように感じる。だから、立ち廻りの振りとしては面白いのに、なんだか長く感じるようなものになっていたんだと思う。

 明日は立ち廻り中心の稽古が組まれている。魅せる立ち廻りになるように稽古を積んでいこう。短くカットされるのは絶対嫌だ。

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April 24, 2007

顔に傷もつ役者

 「新門辰五郎」の立ち廻り稽古のときに、怪我をしてしまった。と、言っても大怪我ではない。

 後輩がおれの足を棒で払うのを、おれが飛び上がって避けるという殺陣なのだけど、棒を持ち替えるときに、はずみで棒がおれのおでこを直撃した。かなり痛かったので、これはこぶになるかなと思ったら、次の瞬間血が垂れてきた。すぐに病院に行ったら、幸い浅い切り傷だったので、縫うほどのことはなかったのだけど、縦に2センチほど切ってしまったので、痕は残るかもしれないと言われた。

 顔に傷をつけたのは初めてじゃない。小学校六年の時に友達と喧嘩して、右の眉毛の上を縦笛でぶたれたときも、切れて血が流れた。そのときの傷は今はほとんど分からなくなってきたけど、新たにまた傷を作ってしまったな。

 役者だから顔に傷を作るのはとっても嫌だ。でも、やってしまったことはもう戻らない。相手の後輩もひどく落ち込んでしまっていたので、「こういうことはよくあることだ、気にするな」と言ってやった。もう二度とこういう失敗がないようにすればいいんだ。いい教訓になったよ。新門辰五郎は、派手な立ち廻りが一つの見所になっているので、立ち廻り稽古にはみんな熱が入っている。でも、力を入れすぎず冷静さを持ちながら稽古して、迫力のあるものに仕上げていくことが大事だ。

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April 20, 2007

稽古に集中だ

 ここんとこ、ダイアリーしてなかったな。明日から国立劇場公演の稽古が始まるんだ。最近いろいろあって、腹を立てたり気がめいったり・・・

 稽古が始まれば、充実した日々になる。どんなに絞られても、芝居の稽古していれば余計なこと考えずに、役者の本業に集中できる。

 「毛抜」では、白塗りのお小姓、秀太郎。柔らかさはもちろん必要だけど、女形みたいにならないように、少年の美しさと初々しさ、柔らかさの中にもきりっとしたもの、そういうことを心掛けてつくりたい。42歳で前髪の少年の役か、歌舞伎ならではだな。あ、そうか、歌舞伎じゃなくても、39歳で14歳の役やったっけ。「雁の寺」という芝居でね。

 「新門辰五郎」では、喧嘩っ早い火消しの若者、山谷堀の彦造。江戸弁の啖呵を気持ちよく喋りたいね。お登勢の旅中に稽古してきた、梯子の立ち廻りをびっと決めたい。

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