8月2日
8月になりました。先日の撮影は暑かったなぁ。昼中に江戸の町を歩いているシーンだったんだけど、衣装は秋物だったし、気温は30度越えてるしで立ってるだけで汗かいた。スタッフさんがカットがかかるたんびに、大きな傘で日差しを遮ってくれた。
なんだか恐縮しちゃうよ。でも、演出部の若い彼としては、それが仕事なわけだから、「いいですよ」なんて断ったらかえって悪いと思って、しっかり遮ってもらってた。
実際あの傘がなかったら、ゆでダコになってたかも笑・・そんぐらい暑かったなぁ。
このシーンはね、エキストラの方たちがたくさん江戸の住人として登場してて、町中の雑踏の雰囲気を作ってくれていた。こういうシーンは結構時間がかかるものなんだ。なにしろ人数が多いから、歩く速度もまちまちで、うまいこと画に納まらなかったりしちゃうんだね。
そのたびにカットがかかって何回か繰り返した。撮り終わった後、監督に「何度も歩かせてすみませんでしたね」なんて言われたんだけど、そんなこと謝ってくれなくていいよ!
いいもの作るためなら、何回でも歩きますって!!
スタッフさんたちが、みんな気のいい方たちで、楽しい現場だ。
でも、悲しいことがおきた。前進座の芝居を陰で支え続けてくれていた、制作部の営業所長さんが亡くなった。54歳なんて、若すぎる
おれは、その人とはすごく気が合って、一緒に営業に回ったときもいろんな話したなぁ。車が好きな人だったから、車の話やバイクの話。芝居の話って言うより、趣味の話したな。いいお兄さんという感じだった。
これからも一緒に営業したかった。前進座のために、元気に頑張ってほしかった。お客さん一杯にして、喜び合いたかった。残念でたまらない。というか、なんだかとってもくやしいな。




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