色紙
役者はよく色紙を頼まれる。ただ名前を書くだけでは味気ないので、絵の具を使って絵を描いたり、歌を詠んだりするのだけど、もっと手軽にいつどこで色紙を頼まれても、筆ペン一本で描けるものをずっと考えていた。やっと思いついたんだけど、これは使えそうだな。
父の六代目嵐芳三郎が嵐という文字を崩して、自分の似顔絵を描いてたんだ。女形のときの横顔だった。あれは上手かったなぁ、ナイスアイデアだよ。
そのアイデアを頂いて、嵐一文字で荒事の隈取り風にしてみたのだ。
どうかねこれ。悪くないと思うんだけど。ついでに歌もつけてみた。
「嵐にて 描いてみたる 歌舞伎隈」
この歌は余計かも。つけないほうがいいかもなー・・・ま、どっちにしてもあっという間に書けるからいいなぁ。あと、丸みを帯びた隈取りバージョンも考えてみよう。
「あなまどい」稽古白熱中!今日初めて通してみたんだけど、いい芝居になる手応えを感じた。舞台稽古に向けて、流れがもっとよくなるように、しっかり稽古すれば、いい初日になること間違いない。



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