一人だけの場面
今日は「法然と親鸞」の舞台稽古。
幕開きは、若き日の法然が舞台に一人たたずむ。時間にしたら五分ほどのシーンだけど、若き法然の苦悩が描かれている。
ダイナミックの中にも優しさを感じるとっても素敵な音楽に、重厚な声のナレーションが重なっていく。そんなおごそかな雰囲気の中で静に幕が上がると、舞台に居るのは若き日の法然を演じる、おれ一人。
かなり緊張するシーンだ。でも、その緊張がとても心地いいんだ。この大作の第一声を発する役目だから。芝居の始まりでお客様の気持ちを、ぐっと引き寄せたい。次の場面にいい状態でバトンタッチしたい。
舞台稽古を終えたら、明日は初日だ。



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