ラストマサノリ
「功名が辻」の収録終わっちゃった。縮れっ毛の福島正則はもうおしまい。あのかつら、個性的に作ってくれたよなぁ。なんつうか、やっぱり寂しいなぁ。初めて大河ドラマに出演できて、おれはほんとに嬉しかったよ。リハーサルも本番の現場もとっても居心地が良くて、楽しくて、毎週早く自分の出番が来ないかなぁと、ワクワクしながら待ってたよ。
今回の役、周りの人は「あんまり広也出てこないね」と言うけれど、朝鮮出兵から帰国してからの石田三成との対立や、関ヶ原の合戦前後など、福島正則の活躍シーンはしっかり書いてくださった脚本だった。あとはそのシーンを、役者がどれだけやってのけるかだよ。出番が多かろうが少なかろうが、人の印象に残ることはできるし。ただ、いま振り返ってみると、始めのころは現場に慣れてなかった感はあったな。緊張すまいと思ってはいても、緊張してたな。明日はもうこのシーンはやらないということが、緊張させるんだよなぁ。一度撮ったらおしまい、だから本番と言うんだ。それが映像の仕事なんだ。
でも、何回かNHKに通ううちに、おれ、もっと弾けちゃおう!って思うようになった。過剰演技になってもいいや、他の人よりでかい声になってもいいや、よっぽど浮いてたら監督が言ってくれるだろう、もうやっちゃえ!って思った。じゃないと福島正則の荒々しさがでないから。周りの登場人物とちょっと違う、暴れん坊正則みたいな。こないだのお終いのシーンは監督の演出で荷車ひっくり返すことになった。監督もそういう正則を望んでる。おれとしても有難い演出だし、なんといっても、もうお終いな訳だから、それこそテンションぶち上げてやったよ。さてさて、その演技がテレビでどう写るのか・・・・あとはもう、放送を待つのみだ。
撮影終了後、監督から花束を手渡されて、スタジオにいるみんなから拍手を貰った。けっこうジーンときちゃうね。今回の功名が辻、いい勉強になった。この経験をぜ~ったい!次の機会にも生かすぞ!



Recent Comments