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July 2006

July 26, 2006

毎週必見

 七月もあと一週間か、早いね~。三週続けて福島正則は登場したけど、これから先はしばらく出てこないんだよね、さて今度はいつ出てくるでしょう・・・・・それは内緒。みなさんお楽しみに~。功名が辻は面白いです、見逃さないように毎週必ず観てください!

 28回のとき、おにぎり食べるシーンあったなぁ、けっこう美味かった。テスト、本番合わせて三個ぐらい食べたんだけど、カットがかかるたんびに、スタッフさんがお水とお手ふき持って来てくれた。ああいう気遣いって嬉しいね。そういえば、このシーン撮った後、5月国立劇場公演の舞台稽古したんだった。忙しい日だったな。それにしても、清正役の金児君、ほんっとに大きいなぁ、俺、すごく小さく見える。身長ばかりはどうにもならん。べつに気にしてないけど、なんたって凸凹コンビだから。

 29回では我が殿秀吉様に、徳川陣営の状況報告をするカットがあった。この回では唯一、しっかりアップで写ってるカットだったんだけど、兜で顔は目から下しか見えず、二行の台詞だったので時間も短かった。だけど、うちの母、「今回はしっかり分かったよ」だって・・・・あ・た・り・ま・え・で・しょ~、ふつう分かるでしょ。
 ところがだ!・・・・我が劇団前進座の演出家H・Eさんは、「この前の回、広也出てたか?どこ出てた?」・・・・・・・・・へこまさないでよ~・・・・・Hさんが分からなかったってことは、他にも、た~くさん分からなかった人がいる?!

 心配になった俺は、その後何人かの知り合いにメールで問い合わせたところ、全員分かったって・・・ほっ

 

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July 20, 2006

びびったよ・・・

 功名が辻に登場する戦国武将の兜、とっても面白い形の兜ばかりなんだよね。写真を撮る暇が無いのが残念だよ、兜博覧会が開けるほど個性的な兜ばっかり。ちなみに福島正則の兜は黄金色の立派な角が二本生えてる。上川隆也さんが鎧兜姿の俺を見て、「バッファロー正則ですね」と言ったほどの立派な角。

 今日の収録は、篠井英介さん演じる、家康の側近井伊直政と正則が言い争いになって(と言うか、正則が一方的に怒ってる)興奮した正則が直政に掴みかかっていくというシーン。武将はみんな鎧兜姿。井伊直政の兜も面白い、おれ始めて見たとき、うさぎの耳みたい・・って思った。そうだなぁ、うさぎの耳をもっと鋭角にした感じかな・・・とにかくなんか可愛いなぁって思った。

 そんで、テストやってるうちに、つかみ合いになったらお互いの角が引っかかって取れなくなったりしたら面白いねってことになって、何回かテストしてたら、なんと!俺の兜の角がポキンって折れちゃった・・・・・小道具さんすみませ~ん!!、あ~あ、やっちゃったよ。こんなに簡単に折れるとは。でも幸い先っぽのほうだったので、強力接着剤でくっつけてすぐに本番ができたんだけどね。折れたときはびびった~・・・

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July 14, 2006

俺だってば

 今週も大河の収録でNHK通いだった。帰りの電車でいつも思うこと、「今日もまた、出番が終わっちゃったなぁ・・・」

 このブログでは、「一発OKでした~」なんて書いてるけど、嬉しがって書いてるわけじゃない。そりゃ、OK貰えてホッとする気持ちもあるけど、もう一回か二回やってみたかったと思うことある。監督のことはもちろん全面的に信頼してるんだけど、モニターでいま撮ったばかりの自分の芝居を観た時に、うーん・・・・と、自分の演技に納得いかない時もある。そうなんだよね、舞台の公演と違って一度OKが出たシーンはもう二度と演じないんだよね。だから、稽古場でのリハーサル、現場でのテストと、短時間で芝居をふくらませて、本番で最高点に達しなきゃいけないんだよね。

 それだけに、本番の緊張感が心地よいんだなぁ~これが!助監督さんの「本番です、お静かに!、まわしてください、では、本番の10秒前!・・・5秒前、4、3、2・・・」。これ聞いてるとぐっと気分が乗ってくる。あれって現場の雰囲気を決めるとっても大事な仕事だよな。それと助監督さんによって言い方が違って面白い、ものまねしたくなるよ笑

 今は、天下分け目の合戦「関ヶ原」がらみのシーンを撮ってる。福島正則は秀吉が死んで朝鮮出兵から帰国したときと、この関ヶ原あたりが一番登場するんだ。来週も頑張らねば!

 こないだの27回を観た母が言ってた。「戦のとこで一番最初に槍で戦ってたのがお前かい?そうかなぁ、と思ったけどはっきり分からなかったよ」。俺だよ、俺だってば!・・・も~う、すぐ分かってほしいよ・・・・・う~ん、でも、あの立ち回り殺陣が二、三手カットされてたし、兜で顔が半分見えなかったもんね・・・・・・・とほほ

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July 07, 2006

憧れの人と

 嬉しかったなぁ~、西田敏行さんと初めてお会いして、同じシーンを撮ってきたよ。おれは、学生時代に青年座の西田さんの芝居を観て感動して、西田さんに憧れて青年座に入りたいって本気で、ほんとに本気で思ってた。入座試験のために願書まで取りに行って、試験のための準備をしたよ。でも、祖父に「お前は何のために前進座の役者の家に生まれてきたんだい」と怒られて、断念したんだよね。それで前進座の試験を受けて入ったわけ。まぁ、それは昔の話だからいまはいいや。

 西田さん、もう、ほんっとに素敵な方だよ。本番終わった後、おれ思わず「ありがとうございました!」って言ったんだよね、そしたら西田さんも、ありがとうございました・・・って。おれなんかにこんなに丁寧に挨拶返してくれるなんて、ほんとに嬉しかったよ。役者って人柄が良くなきゃ絶対ダメだよね、西田さんにお会いして改めてそう思ったよ。

 芝居も凄いと思った。リハーサルのとき、自分の出てないシーンは、おれずっと西田さんの徳川家康に釘付けだったよ。とってもリアルで、狡猾さのなかにも愛嬌たっぷりで、西田さんの家康を完璧に作り上げてると思った。ずっとこの家康を観ていたかったな。で、本番のとき、家康に扮装した西田さんの存在感。どっから見ても家康だよ、オーラが違うんだよ。存在感やオーラなんて、だそうと思って出るもんじゃない。やっぱり凄いよ西田さん。今回、ご一緒に芝居をさせていただけて、おれ、最高に嬉しい。幸せだよ。

 あ、そうそう、また広也一人撮りしたんだっけ、なんか西田さんに感動しててすっかり忘れてた。Hige 髭を生やした正則っす。これから先はずっとこの髭とお付き合い。あ、もちろん付け髭よ。

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July 01, 2006

一ヶ月ぶり

 約一ヶ月ぶりに功名が辻の収録に行ってきた。Masanori 本番前にスタジオの廊下で広也一人撮り。こんなことしてる役者さん他にいないよ、恥ずかしいから人に見られないように隅っこでこっそり撮影してきた笑

 今日のシーンはある事情で秀吉と正則と清正が、頭の毛の髻(もとどり)を自ら刀でばっさり切ってしまうシーン。もちろんほんとに切っちゃうんじゃなくて、かつらに仕掛けがしてあるんだよね、それをいかにも刀で切ってるように見せながら、仕掛けを引っこ抜くと髪の毛がざんばらになるというわけ。一発でOKでなかったら、床山さんがもう一度結いなおさなければならない。そうなると時間が掛かって、収録予定がどんどん押しちゃう。だからこういうのはなるべく・・・っていうか、絶対一発でいきたいんだよね。

 本番前、清正役の金児君が、「嵐さん、おれ実は、昨日収録があったから、本番用のかつらで一度練習したんすよ」・・・・・・・・・・ぬ、ぬあにぃぃぃぃ~!!!・・ずるいぞかねこぉ~・・おれやったことねぇぞ~!!

 ふぅ~・・・まぁ、落ち着け。こういうもんは勢いだ、緊張すると余計失敗率が高くなる。思い切ってやってしまったほうがいい。

 「正則さん、清正さん、お願いしま~す」とスタッフさん。よっしゃいこう!な~に簡単さ、刀に合わせて引っこ抜きゃいいんだ。「お一人ずつワンカットでいただきま~す、では、正則さんから」って、おれからかい!!スタッフさんたちが笑いながら「正則さ~ん、一発でお願いしま~す」・・・それって冗談?冗談に聞こえない・・・でも和ませてくれてんのね。んじゃ、本番いきますか!・・・・・・・一発OKでした~

 こういう絶対失敗できないシーンって緊張するけど、テンション上がって終わった後気持ちいいなぁ、また髻切るシーンないかなぁ・・・・・・・ないって笑

 

 さて。書くかどうか迷ったけど、このブログは自分の覚書でもあるから、やっぱり書いておこう。地人会の「藪原検校」でご一緒させていただいた、松本きょうじさんが亡くなられた。あまりにも急なことだったので、悲しみというか、驚きのほうがまだ強い。きょうじさんは、塙保己一という役で藪原に参加されて、新国立劇場での公演と、神奈川、九州の巡演を一緒にまわった。楽屋ではいつも隣同士だったなぁ。無口で、お酒が好きで、とっても優しくて、僕はきょうじさんという人が好きだった。

 きょうじさん、僕はきょうじさんと藪原検校をやったこと。ぜったい忘れません。なんだか急すぎて、ほんとにびっくりしてるんだけど、ほんとのことなんですね。生まれ変わってもやっぱり役者ですか?きっとそうですね。どうか安らかにお眠りください。 

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