線路は続くよ
五月公演「謎帯一寸徳兵衛」は、五日間の読み合わせ稽古を終えて、今日から立ち稽古に入った。読み合わせの稽古の時は、なかなか釣船の三吉という役に近づけなくてほんとに苦労した。いなせな江戸っ子になろうなろうとするばかりに、せりふ回しだけで演じていて、まったく会話になってないと言われた。稽古中に録音したテープで自分の芝居を聴いてみると、ほんとにその通りで、こりゃ、ダメだと思ったね。立ち稽古に入る前になんとかしなきゃと、昨日は今までもらったダメをもう一度反芻しながら、家で稽古した。
そして今日の稽古。立ち上がって動くことによって、なんかふっきれた感じで自然にセリフが出てきた。稽古終わった後、叔父の嵐圭史が、「広也、昨日までとは全然違ってきたよ。役の線路に乗ってきた。今日の線で行け」と。
よかったぁ~。叔父さんありがとう、できの悪い甥で心配かけちゃった、ごめんなさい。正しい線路に乗れてよかった。違う線路に乗ってたらいつまでたっても終点に行けないよ。もちろん今日のできでいいなんてこれっぽっちも思ってない。♪せ~んろはつづく~よ~、ど・こ・ま・で・も~♪だよ。
来週、大河ドラマのリハーサルと本番だ。稽古、途中で抜けなきゃ。大河の台本もしっかり読んでる。でも、福島演じてる時に、三吉が顔を覗かせたらどうしよう・・・・江戸っ子っぽい福島?!・・・ぶるぶる、考えただけで、おっかない・・・な~んて、ないない笑、それはさすがに、ない。



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