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March 2006

March 24, 2006

初OK!

秀吉「駆けよ、駆けて存分に手柄を立てよ!!」
七本槍「おぉー!!!」
と、七本槍全員、一斉に槍を握り締め駆け出してゆく

これが、今回のロケ最初のカットだった。七人全員が、これから始まる合戦に向けて、我こそは一番の功名を!と、飛び出していく。

監督から「OK!」の声。初めてのOKはうれしいよね。OKを貰うと、これで現場の雰囲気に乗っていける気がするんだよね。「おぉー!!」と言って駆け出していくだけだけど、七人全員のイキが合わないと、こけたような感じになってしまう。それが一発OKだったということは、七人のチームワークが出来上がっているということだと思うよ。

チーム七本槍は、二回の槍の稽古を入れて、この日で顔を合わすのは三回目。でもすでに、みんなと~っても仲良し。待ち時間のときは、みんなでバカ話して大笑いしてる。全員がおれより年下だけど、みんなとても気のいい奴らだよ、話してても楽しいよ、ほんと。

satueimae これ現場に行く前に撮った写真。鎧や太刀は身に着けているけど、兜は現場に行ってから。

マイクロバスで現場の林に到着、兜をつけて背中に旗を背負って、フル装備完了。genba

一つ目のシーンを撮り終えて、休憩中 。kyuukeiこの後いよいよ槍の戦闘シーンを撮るのでちょっと緊張してるかな・・・

 戦闘シーンの最初のカットは、七人が一斉に土手を駆け上って敵とぶつかり合う。これから戦闘が始まる!、というところまでのカット。で、この後はいよいよチーム七本槍、一人一人の戦闘シーンを撮る。

監督「では、まず福島正則さんからいこう!」

おーっと、おれがトップバッターかい!そうじゃないかと思ってたけど、やっぱりそうなのね・・・よっしゃー!行くか!

四人の敵をなぎ倒して、土手を駆け上っていくというカット。殺陣師の先生に手順を教わって、殺陣のプロのみなさんと槍を合わせる。それを二回繰り返したら、監督から「じゃ、本番行きましょう」の声。おぉ、ほんとに三回目には本番なんだ。でも、短い殺陣だから手順はしっかり覚えた、あとは迫力だ!、気合入れて本番!

「OK!!」・・・・ほっ、よかった。

スタジオで収録の場合は、チェックの時にテレビモニターで、いま撮ったばかりの自分の演技が見られるんだけど、ロケでは見られない。放送日までのお楽しみだね。

功名が辻の初日終わった。

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March 19, 2006

撮影、初参加!

 今週は、功名が辻のロケだなぁ。いよいよ始まるよ。槍を使っての戦のシーンか・・・どんな殺陣を付けて貰えるんだろう、楽しみだ。先日のリハーサルでも、五人対一人の殺陣を稽古した。でも、それは稽古用の殺陣で、本番用の殺陣はロケの当日にもらえるそうだ。殺陣師の先生がおっしゃるには、前々から手順を考えるより、その場で思いついたままにつけるのが、一番面白い殺陣になると。

 うん、そういうもんだろうなぁ、そのときの感覚でつけるんだろうな。どんな殺陣でも、しっかり頭に叩き込んで、迫力のあるシーンにできたらいいなぁ。でも、案外あっという間の短いシーンだったりして。ま、当日になってみないと分からないね。とにかくいえることは、緊張して縮こまらずに、のびのび、発散してやったほうがいいよね、絶対。相手を圧倒する気合の入った声とかね・・・・とか言いながら、おれって実は緊張しいなんだよね。もうすぐだなぁ・・・・こらこらこら!大丈夫、大丈夫、現場行ったら緊張なんかしてられないよ。扮装して槍を持ったら、ぐっとテンション上がるって。

 初の大河ドラマ出演「功名が辻」第一回目の撮影が槍の戦闘シーンか!やったろうじゃない!福島正則、出陣だぁ!!

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March 11, 2006

カニと槍と二時間ドラマ

 な~んて、変な題名ですねぇ。またまた二週間も空いてしまったダイアリーなんで、書くこといっぱいあるんですよ~。さてさて、まづはカニのお話から。

 北海道の旭川市民劇場の皆さんが、昨年六月に旭川で公演した「女殺油地獄」にたいして、市民劇場賞をくださった。一般の会員さんたちのアンケートによって、年間通してもっとも印象に残った作品として選ばれた。つまり、油地獄を観てくださった観客の皆さんの多くがこの作品に感動してくださったと言うことなので、とても価値のある賞だと思う。出演者、スタッフ全員の、油地獄をいい作品にしたいという思いが伝わったのだなと、心から嬉しく感じた。こういう賞を頂けるということは、大きな励みになるし、これからも、もっともっと、努力していい芝居を作っていかなくちゃ!!って気持ちになるよ。旭川の皆様、ほんとうにありがとうございました。

 そして、そして、旭川市民劇場の皆様が、受賞のお祝いということで、こ~んな美味しそうな蟹をたくさん送ってくださいました。kani というわけで、座のみんなで、カニパーティーを開催。まずは、網で焼いたカニにかぶりつき。美味かったよ~、焼くことによって甘みが増した感じ。なんの味付けもなしでさいっこう!の味だった。kaburituki ビールもうまいこと!こちらは座の腕利き料理人、益城宏先輩。板についてるなぁ、ほんとにお料理好きなのね。その横でなんかやってるのは座の女優柴野明日香、なにやってるんだろう・・・食べてるだけ?masuki

 カニの甲羅に日本酒を注いで、甲羅酒を作成中なのは、同じく座の女優丸山貴子。若手女優ナンバーワンの酒豪!見てよ、この生き生きとした表情。酒好きだよね~maruyama

その横で「早くできないかなぁ」と、舌なめずりしてるのは、油地獄の制作者、座の全国営業所所属の内藤克美さん。この人もお酒大好き。内藤さんのおかげで、油地獄の北海道公演できたんだもんねぇ、感謝してま~す、まじで。kourazake

毛がにの甲羅でつくる、甲羅酒はもう絶品!カニ味噌の風味もたっぷり加わって、もうたまりませんわ。おれ、あんまり日本酒って飲まないけど、この甲羅酒はさいっこう!だった。

 二十人以上集まったカニパーティーは、全員大満足、大満腹で終わりました。あらためて、旭川市民劇場のみなさま、ありがとうございました。

 今日のダイアリー長くなっちゃうなぁ、ま、いっか。お次は槍のお話。再来週から、いよいよ功名が辻の撮影に参加する。最初の撮影は槍を使った戦闘シーンのロケ。というわけで、リハーサルの前に槍の特訓!NHKの稽古場に「賤ヶ岳七本槍」と呼ばれた七人の若武者を演じる役者が集められて、殺陣師の先生に槍の指導をしていただいた。

 最初は短い槍で、型や槍さばきを教わって、二人一組になって簡単な殺陣を何回も繰り返した。慣れてきたころに、本番用の長い槍で稽古。この槍が思ったより長くて重い。同じ殺陣をやるにも、短い槍より何倍も体力使う。息があがって、汗だらだら、なさけな~い。でも、先生に「福島正則役の人うまいねぇ」なんて言われて、うれしくて張り切りすぎちゃったんだよね・・・・単純なおれ。

 で、おしまいに六人対一人の殺陣を稽古したんだよね。「じゃ、最初は君が一人の役ね」って先生に言われた。で、先生が殺陣をつけて、二回稽古したら、「じゃ、次、本番!」・・「え?、本番ですか?」・・「そうだよぉ、現場行ったら三回目にはもう本番だよ」・・だって。要するに早く殺陣を覚えなきゃいけないのね・・うん、日舞だってそうだもんね。よーし、本番に挑戦!・・・うりゃ、うりゃ~!・・・・・おしまいまでいけた、なんとか覚えてた。ちょっと満足感。それにしてもバテた、親指の皮も剥けちゃった。他の六人の役者、全然息上がってないし、汗もかいてない。みんな若いんだよねぇ、二十代後半から三十代前半で背も高くて締まった体してる。おれだけ、四十代でいちばん小柄、とほほ・・・・・えーい、役者は身長じゃないやい!

 でもねぇ、みんなとってもいい奴(もう奴とか言ってるし笑)で、とっても熱心。すぐに仲良くなれそう。ロケ楽しみだなぁ。

 さて、昨日は二時間ドラマ「指先でつむぐ愛」を観た。いいドラマだった。感動しちゃったよ。田中美佐子さんも、梅雀先輩も良かったなぁ~。それと、沢美の母親役の野際陽子さんも、さすがって感じ。結婚式のあと、覚えたばかりの指点字で、「娘を宜しくお願いします」と、福島に伝える場面は泣けたよ。沢美の、障害者の夫と生活することの辛さや苦悩も充分に伝わったし、福島が妻に「君が聞いていると信じて言うよ」と、電話で自分の思いを妻に伝えるシーンは、涙ぼろぼろだったよ。おれ、人の芝居観るとすぐに泣くんだよねぇ。でも、ほんとにいい作品だった。

 自分の芝居については、なんか気恥ずかしくて冷静に観れなかったけど笑。ワンシーンだけだったけどこの作品に出演できて本当に良かった。ちょっと感動しすぎかなっていうぐらい感動しちゃった。どんなに苦労しても人間明るさだけは失っちゃいけないなぁ、なんて思ったよ。物事うまくいかなくても、暗くならずに、前向きに明るくだよね。

 

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