May 09, 2008

怒る富士、舞台稽古中

 今日は舞台稽古。この芝居はなかなかハードだ。芝居は、舞台転換の時間を可能なかぎり短くするのが、お客さんの集中を切らさないために必要。                     役者は舞台転換に負けない速さで、扮装を変えて、次の場のフェードインまでに板に付かないとならないんだ。

スタッフさんたちと競争だよ。おれが一番急がなければならない場面は、花道に引っ込んで、次の頭に板付きなんだ。なので、奈落を全力疾走して、舞台袖で衣裳を着替えてぎりぎり板付き。しかも、元気に踊らなければならない場面。毎日と~ってもいい運動になるなぁ。

明後日は初日だ。

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May 02, 2008

ちょっと休憩です

 只今、「怒る富士」稽古真っ最中。たったいま佐太郎と伊奈半左衛門との二人だけの場面を稽古してきたところだ。おれにとっては、一番重要な場面。

 で、ちょっと休憩になったので、事務所のパソコン拝借してる。

 今やってきた場面で、半左衛門に胸ぐらをつかまれる芝居があるんだけど、そのタイミングがうまいこといかずに、何度も稽古した。こういう芝居って、つかむより、つかまれるほうが難しいんだよなぁ。

 早く動きすぎると、つかめないって言われるし、つかみやすいようにゆっくり動こうとすると、リアリティーないって言われるし・・・・

 なんどもやらされたなぁ・・・・でも、こういうちょっとしたところでも、わざとらしく見えないようにしたいよね。

やばい、「稽古中に、な~にやっとるぅ!!」と怒られないうちに、戻りま~す。

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April 25, 2008

臨場感

 芝居は最初の掴みが大事だよな。「怒る富士」の場合はとくにそうなんだ。この芝居の幕開きは、村を捨て駆け落ちをしようという若い二人、佐太郎とつるが富士の裾野で落ち合う場面から始まる。その刹那、富士山は大噴火を起こすんだ。噴火による大地震、降り注ぐ火山灰。村人達は必死に逃げまどう。

もちろん、舞台が実際に揺れるわけはない。役者の演技と動き、照明と音響、音楽が一体となって、この噴火の場面を表現するんだ。

この臨場感をどれだけリアルに観客に伝えられるかが、この芝居の要だと思うよ。だって、この大事件から物語りは始まるんだから。一瞬たりとも気を抜けないね。油断してたら怪我もするしね。おれ、最初の揺れでごろごろ転がってるんだ。リアルに転びたい。でも怪我はしたくないから、身体暖めてから稽古に出てる。うそっぽくなったら、お客さんの気持ち掴めないもんね。

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April 21, 2008

楽しくなくても

 「怒る富士」の稽古は立ち稽古に入っている。やっぱりこの芝居はいい作品だと言うことを再認識してる。 富士山が大噴火して、農民達は生きるすべを失った。幕府の中枢にいる人たちは、醜い権力争いにあけくれ、誰一人救いの手を差し伸べなかった。しかし、伊奈半佐衛門だけは自分の保身や利益には目もくれず、民や農民を救うために自分の命をかけて奔走した。

 この芝居、ミュージカルのように楽しいものではなく、歌舞伎のような華やかなものでもない。そして喜劇のように抱腹絶倒なものでもない。正直言って、観客が笑う場面はないと言ってもいい。

 でも、いい芝居だ。そして、前進座らしい、いい仕事だとおれは思う。

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April 10, 2008

かつら合わせ

 5月公演「怒る富士」の佐太郎のかつら合わせをしたのだ。

まづは、はぶたいをつけて・・・

Katuraawase Katuraawase7

Katuraawase_3

次に、おれが過去にやった役のかつらを、いろいろ乗せてみる。

Katuraawase3 Katuraawase4

かつらって、かぶるとか、つけるとかじゃなくて、のせるって言うんだ。それと、かつらじゃなくて、あたまって言ってる。たとえば、「衣裳着て、あたまのせてから、舞台にいきま~す」って感じ。それが正しいかどうかっていうより、うちの劇団ではそう言ってる。余談ながら。

新規のあたまを作るときは、もとから丁寧に合わせて行く。Katuraawase6

Katuraawase2

かつら合わせは終了。いよいよ「怒る富士」は14日から稽古入り。名古屋から帰って、すぐに営業に回っていた。やっと3日間休みhappy01

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April 02, 2008

次は怒る富士

 名古屋公演が終わって、次は5月の「怒る富士」だ。今回はたっぷり稽古期間があるので、いい芝居になるはずだ。国立劇場大劇場で初めてこの芝居を上演する。いい稽古積んで初日を迎えたい。

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March 26, 2008

合掌してくださる

 昨年の7月京都で初演を迎えた「法然と親鸞」。今月の名古屋公演が二回目なわけだけど、確実にいい芝居になっているようだね。今回昼の部終演後に法然の扮装をして、ロビーに出てお客様のお見送りをしているんだけど、お客様がみんな感動しているのがよく伝わってくるよ。「いいお芝居でした」「来てよかった」という言葉をたくさんくださる。

なかには、おれがお坊さんの扮装なもんだから、握手を求めた後に手を合わせてくださる方も多くいらっしゃる。ほんとに心から芝居に感動したんだね。嬉しいよ。

芝居は回を重ねるごとによくなるもんだけど、今回はそれが如実に表れてる。初演の時も、もちろん評価はされたけど、今回のほうがスムーズに芝居が流れているので、観客が少しもストレスを感じずに無理なく物語りに入っていけるんだろうな。

前進座は忙しすぎて稽古期間があまりとれない。おれが地人会に出させていただいていた頃、どの芝居でも、最低一ヶ月、長くて一ヶ月半は稽古した。芝居作りにはそれだけの時間が本来必要なんだ。

今回の稽古も、2月に大阪で「赤ひげ」公演があったので、一週間ほどしか稽古できなかった。他の劇団の俳優さんが聞いたら、信じられない日数だよね。だから初日から3日間は、やっぱりスムーズに舞台が流れているとは言えなかった。四日目、五日目あたりからペースが出たよ。

ただおれが嫌なのは、交流会とかでうちの俳優がお客様に、「今回は稽古がほとんどとれなかったんです」と、言い訳がましいこと言うのが嫌なんだ。それは座の都合であって、お客さんには関係ないんだから。やめてほしい。

たまに愚痴っぽいこと書いちゃうなぁ、おれ。

でも、書きたくなった。

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March 16, 2008

舞台写真、法然

 舞台で演じてる写真貰ったので、アップしてみました。

若き日の法然です。

Hounen

悟りが開けず苦悩する法然。

Hounen3

仏様と二人きり。

Hounen6_3

思わず亡き父母に呼びかける。

名古屋公演も明日で折り返しだ。

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March 10, 2008

名古屋で頑張ってます

 名古屋公演「法然と親鸞」、5日目終わりました。Wakaki1

若き日の法然です・・・・

くぉ~ら、まさきsign03・・おもろい顔して勝手に写ってんじゃねーpout・・・たく・・

Wakaki2

気を取り直して、若き日の法然です。

もういっこ役やってまーす。

Gensan1 Gensan2 農民の源太さん。源さ~んと呼ばれちゃってますhappy01

けっこう好きですねぇ、この源さんは。

楽しんで演じてます。

前に書いたけど、坊主のかつらはテープを貼って、境目が目立たないようにするんだけど、その部分をアップにしてみました。
Teepu1_2
ね、こんな感じです。この写真だとテープ貼ってるのが分かるけど、舞台でたら、照明も当たるし全然分からなくなるよ。でも、この写真、ちょっと怖いかもcoldsweats01
昼の部観たお客さんが楽屋にいらして、夜の部の扮装をし終えたおれを見て、「あら、かつらだったのね・・」だって。そりゃ、かつらですよwobbly

舞台では本物の坊主頭に見えたのね、よかった、よかったgood

いっこ前に、貸し切り公演がかかった営業に行ったと書いたけど、おかげさまで決定が取れたのだ。ほんとによかったよ。「怒る富士」を決めてくださった皆様に、絶対後悔させない芝居にしないとね。

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March 04, 2008

5分間のプレゼン

 今日は中日劇場の仕込み日。でもおれは参加せず、営業をしてから新幹線に乗って、名古屋に着いたのは夜10時。

 今日は、5月公演を大きく取り組んでいただける様、ある団体の会議にお邪魔させていただいて、「怒る富士」の話をしてきた。与えられた時間は5分。言うなれば短時間のプレゼンだね。

 会議の冒頭に時間を貰った時は、決して時間をオーバーしてはいけない。だいたい、大事な会議に他所の人間入れるなよと、はなっから思っている方もなかには居るかもしれない。それなのに長々と時間とったら、どんなに話の内容が良くっても、「おいおい、いい加減にしろよ」って、思われてしまうだろうな。

 だから5分という時間の中で、自分の簡単な自己紹介、前進座のこと、怒る富士の内容、なぜこの芝居を観て欲しいか・・・それらを聞いてくださっている方々が興味を示すように話さなければならない。

これはとっても難しいんだ。長い時間を貰っていたらゆとりを持って話せる。でも、5分だからね・・・

おれはずいぶんこういう仕事をやってきたから慣れてるけど、今日は貸しきり公演が決定するかどうかの営業だったので、さすがに汗をかいたよ。

でも、感触はよかった。決りそうな気がする・・・・いやいや、まだ分からん、ぬか喜びになるから考えるのやめよう。今日中に審議して決めるということだったから、明日には結果が出る。明日を待とう。

Terebitou 名古屋の栄にあるテレビ塔。久しぶりに見たけど、やっぱ東京タワーに似てるなぁ

Kanban 中日劇場がある、中日ビルの1階には芝居の看板が。ちょっとぶれちゃったな。

明日から舞台稽古だ。

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